行動経済学が最強の学問である


行動経済学が最強の学問である 相良 奈美香
行動経済学が最強の学問である 相良 奈美香

行動経済学が最強の学問である
相良 奈美香 (著)
出版:SBクリエイティブ
定価:1,870円
発行:2023/6/1
著:相良 奈美香
¥935 (2024/10/22 18:04時点 | Amazon調べ)
目次

この本はどんな本?

アーサー
どんな本かー、人が選択するときにどんなふうに選ぶかといった行動を経済につなげる学問?かな
ジョージ
へー?
アーサー
「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」らしいよ
ジョージ
ビジネスパーソンだったけ?
アーサー
へへっ、まあね。人を思惑どおりに誘導するのに役立つよ。少なくとも脳の「認知のクセ」について知っておくのは誰にでもあてはまるんじゃない?
ジョージ
それはそれは。

人間が理性と感性でなぜそのように行動するかをバイアスとか、気分とか、いろいろな理論で説明してくれます。

ビジネスパーソンにとって、
行動経済学ほど「イケてる学問」はない。

現に世界のビジネス界では、
その影響力はますます強まっている。

いま世界の名だたるトップ企業の間で、
「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、
頻繁に繰り広げられている。
1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできている。

ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、
次々と「行動経済学部」を新設し始めている。
MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっている。

もはや行動経済学は、
「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」
となっているのだ。

しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、
これまで体系化されてこなかった。
理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、
なかなか「本質」がつかめなかった。

そこで本書では、基礎知識をおさえた上で、
「ナッジ理論」「システム1vsシステム2」
「プロスペクト理論」から、
「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」
「パワー・オブ・ビコーズ」まで、
「主要理論」を初めて体系化するという、
これまでにない手法で、行動経済学を解説する。

※カバー画像が異なる場合があります。

●目次
■プロローグ いま世界のビジネスエリートがこぞって学ぶのが「行動経済学」
■序章 本書といわゆる「行動経済学入門」の違い
■第1章 認知のクセ――脳の「認知のクセ」が人の意思決定に影響する
■第2章 状況――置かれた「状況」が人の意思決定に影響する
■第3章 感情――その時の「感情」が人の意思決定に影響する
■エピローグ あなたの「日常を取り巻く」行動経済学

こんな悩みの方におすすめです

この本におススメの方
  • 商品やサービスを売る側で、効果的な方法を知りたい時
  • 合理的でない判断をしてしまう理由
  • ビジネスに役立つ選択肢の作り方を知りたい

行動経済学は、最近の学問です。
ネットフリックスがこれらに基づいて、おすすめ作品を紹介するシステムなど組んでいるそうです。
最強の学問は言い過ぎ、でしょうが、このタイトルも行動経済学にのっとってつけられたものとしたら?しっかり担がれてしまいました。

認知のクセ、言い方、選択肢の作り方、など示唆に富む内容です。
商品やサービスを売る側はこれを意識して効果的に誘導することができるでしょう。
アメリカ企業の多くがこれをもとに売り上げを爆速させていることもわかりました。

消費者はこのことを知って担がれないようにすることも大事だなと感じました。

メニューに

ハンバーグ 1000

ハンバーグ 1000円

と書いてあって、円がついているほうが高く感じる、ということで、記号を書かない。とかいった姑息な手段です。
単位がついてなければ、それはそもそも価格ですらない気がしました。

行動経済学大全

もう一冊、読みました。こちらは、見開きで「行動経済学」に関係する用語を1語を説明する様式です。
初心者向けにわかりやすく書かれています。
前知識が全くない方は、合わせて読むと理解しやすいと思います。

池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)

説明がわかりやすく人気の著名人による入門書です。
月額980円で200万冊読み放題!KindleUnlimitedの対象です。

池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」)
池上彰 (著)
出版:学研プラス
定価:1,479円
発行:2022/3/17
紹介説明:
なぜ、人はほぼ当たらない宝くじを買ってしまうのか? なぜ、1980円の値付けが好まれるのか? コンビニがおにぎり100円セールを実施する理由とは? 身近な事例を通して、行動経済学の基礎がいっきにわかる!

ヤバい行動経済学

実践的ですぐに役立ちそうな行動経済学の本。
月額980円で200万冊読み放題!KindleUnlimitedの対象です。

ヤバい行動経済学
橋本之克 (著)
出版:日本文芸社
定価:770円
発行:2017/7/10
紹介説明:
日常の人間の性質や行動に基づく買い物・投資などの経済活動について解き明かす「行動経済学」をわかりやすく解説。一般的なシチュエーションに置き換えて、売り手側の思惑と買い手側の心理などを知っておくことで、その商品は本当に必要なものなのか、正しい価値があるのか、といった本質が見えてきます。ヤバい行動経済学で、絶対に損をしない感覚を手に入れましょう。
読み手:橋本之克
¥693 (2024/10/22 18:07時点 | Amazon調べ)

本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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