トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ

中高年になって代謝が落ちて太りやすくなってきますが、コロナ禍でさらに運動しにくい環境になって、太りやすくなりがち…。
この本は、ジムに行っても一向に瘦せないので、買ってみたのですが、ダイエットって、もうカロリー減らすとかではない時代なんだなーっていう、カロリー減らせば瘦せると思っていた拙者には、びっくりの内容満載でした。

「トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ 」
医学博士 ジェイソン・ファン著
サンマーク出版
定価:1,600円+税

世界最新の太らないカラダ

目次

この本の注目の見出し

第1部 肥満の真実
第2部 「カロリー制限」という幻想
第3部 世界最新の肥満理論
第4部 社会的肥満
第5部 トロント最高の医師がやらない「太る食事」
第6部 医師が教える「太らないカラダ」の作り方

二度と太らない体になる 最強の減量バイブル!

とのことで、要点は、付録にある「7日間の食事プラン24時間の間欠的ファスティング計画」

食事の間隔を開けて、ホルモンを総動員して脂肪燃焼を促す、というものです。

  • 夕食を早い時間(できれば18時まで)にすまし、翌日の朝食と昼食を水分補給だけにする。これを一日毎にやる。
  • 間食はしない。
  • 食材は最重要。本に書いてあるメニューで!

三大要素の太らない摂り方

○炭水化物・・減らす(加工品などは減らし野菜などはそのまま。豆類OK)
○たんぱく質・・・減らす(全体の20~30%に減らす)
○脂質・・・増やす(天然の脂肪が多く含まれる食材を摂る。オリーブオイル、アボカド、ナッツ、動物性もOK)

だそうです。もうカロリー計算は一切意味がない、ということですが、結局食べる量が減ってるからカロリーも減ってますよね(笑)
でも慣れてくると、

固形物を口に入れる24時間を空けるだけ

なので、意外と習慣になってしまえば大丈夫!できなくはない。
翌日の夕食まで我慢ができなければ、

○1回目・・・12時間あける・昼は軽めに食べる
○2回目・・・18時間あける・3時頃から早めの夕飯

などだんだんに慣らしてからがいいと思います。
これでストレス貯めたら意味がありませんので。

私の場合、いきなり一日毎が無理なので、週末だけ土曜日夕飯を早めに食べて、日曜の夜まで食事はとらないで、水・コーヒー・お茶・味噌汁などで過ごす、というのを体重が500g増えてきたら、やることにしています。あと物理的に、食べ物がない環境に、行くっていうのも手です。

問題はですね、チアシードとか、売ってるけど実際食べると大しておいしくない海外の食材。あんまり無理に合わせないで、日本の昔からある食材、切り干し大根などの乾物類、海藻類、キノコ類を増やすようにすると割と楽にできます。

以上すべて健康な方の場合となります。
当然ですが、持病のある方は医師の指導に従ってください。

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